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vol. 2-4

生徒指導や通級指導に生かす

教職員のみなさまからのご相談で多いのは、児童・生徒の発達障害に関すること。発達障害が疑われる生徒さんは一緒に勉強をしながら様子を見て先生にフィードバックを行い、発達障害の可能性が高い児童・生徒には受診を勧めます。受診の必要性を先生方に伝え、先生方から保護者の方へご説明いただく流れです。「スクールカウンセラーがこういう点が心配と言っているから一度受診してみてください」と具体的な事象を先生方が保護者の方に伝えられるよう、丁寧な説明を心がけています。

 

また現代の学校には、発達障害などのあるお子さまが音楽や体育の授業時間を使って指導員の先生と勉強する「通級指導教室」がありますが、その通級指導に関しても、専門家の立場から先生方のご相談に応じています。

 

Welcome to talkのオンライン健康相談では、対面での先生方への説明の代わりに、健康相談後、「報告書兼意見書」を学校側に提示しています。報告書内には、例えば、3カ月の経過観察経過、2週間後にカウンセリング、外部医療連携(受診)など、具体的な次のアクションをアドバイス。その報告書を判断材料として保護者の方への説明や生徒指導に活用していただいています。

 

養護教諭の先生をはじめ教職員のみなさんは多忙な学校業務のなか、こころの病に関する判断を求められている場面が非常に多いです。先生1に対して生徒30のなかで、一人ひとりに時間を割くことが難しいのが学校現場の実態です。特に熱心で一生懸命な先生ほど悩まれているので、時に保護者の方への橋渡し的な存在として、時に先生方にとっても身近な相談相手としてお役に立てればとても嬉しいです。

 

また、友人関係や家族のこと、将来のことなど、学校の先生には言いづらいことやどう伝えていいかわからない子どもたちも多いかと思います。こころやからだの不調は、養護教諭やスクールカウンセラーには相談しやすい面があるかと思うので、先生方と密に情報共有をしながら、子どもたちを支えるチームとして対策を立てていくことが効果的だと考えています。

私のリラックス法

とにかく自分の好きなことや趣味を思いっきりやる。しっかり睡眠をとる。お金をかけずに家で楽しめる趣味がたくさんあるので、このコロナ禍のステイホーム期間中も元気でいられているのかなと思います。

<この記事を書いた人>

Aida Saori
臨床心理士
相田 早織
Aida Saori
略 歴
アメリカ、カリフォルニア州生まれ。4歳で帰国し中学2年まで国内、中学3年から高校卒業までの5年間をアメリカで過ごす。学習院大学文学部心理学科を卒業後、日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻に進学。大学院修了後、児童相談所を経て、私立大学の保健センターに勤務。大学生を対象とした思春期・青年期の臨床に携わる。その後、国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所を経て、現在は教育委員会に所属。スクールカウンセラーとして小学校から中学校までの学校臨床に従事している。
専門分野
思春期・青年期
趣 味
音楽(特にロック系)/映画鑑賞(ゴシックホラー系)/読書(海外SF)
音楽を聞くのも演奏するのも好きで、ピアノを習っていたため、大学の軽音部ではキーボードを担当していました★
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