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vol.17-1

ストレスって何だろう?(1)

「最近のストレスは?」


「ストレス」という言葉は、日常生活でよく使われる言葉のひとつになりました。


臨床場面においても児童生徒から
「ストレスが溜まってきている…」
「ストレスを発散しないとヤバイ…」
といった発言があることも珍しくありません。

 

スクールカウンセラーとして、「悩みごとはある?」よりも「最近ストレスある?」と問いかけた方が、話が広がることも。悩みは“傷つき体験”を連想させる一方、「ストレスある?」の問いかけは悪いイメージにはつながりにくく、とっつきやすい話題になっているのかもしれません。


一般化した「ストレス」ではありますが、その説明は難しいものです。

 

「ストレス」とは、外部から刺激(ストレッサー)を受けたときに生じる緊張状態のこと。日常生活での出来事や変化に対して、過剰な負荷がかかり、からだやこころが反応をすることを指します。ストレッサーに対してからだやこころが適応しようと反応し、負担感や不安、不調などの症状として表れます。


焦りや心配事で頭がいっぱいになったり
こころのモヤモヤが晴れなかったり
悲しくなったりイライラしやすくなったり。
お腹が空かず食べる気が失せたり
逆に、食べ過ぎてしまったり。
体調不良としてあらわれたり、眠れなくなったり。


さまざまな要因が重なりこうした症状が出ることもあります。


そのときのからだやこころの状態によって、以前はストレスと感じていなかったことが急にストレスになることも。


こころがコップでストレスが水だとしたら、人によってコップの大きさも異なり、小さいコップに水を流し込むとすぐにあふれ出てしまいます。「ストレス」がかかったときに耐えられる「こころの許容量」も人それぞれなのです。


こうしたストレス状態が長く続いたり、ストレスが限界を超えてしまったりすると心身ともに不調につながります。


ただし、日常生活ではいろんなことが起こり、残念ながらストレスをゼロにすることは難しいかもしれません。だからこそ、ストレスと上手に付きあっていくことが生きていくうえでとても大切になります。


次週のブログでは、ストレスの原因ついて解説します。


▼引用・参考▼
厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス 総合サイト」
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/index.html

心の健康教室 サニタ
https://sanita-mentale.jp/index.html

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ワタシの推し(音楽)

「フジファブリック」

音楽が好きで、大学生のときは軽音サークルでバンド活動をしていました。いま一番おすすめのバンドは?と聞かれたら、真っ先に「フジファブリックです」と言い切る自信があります。ノスタルジーな歌詞と、ポップな曲調が抜群にマッチする、唯一無二のバンド。四季を感じられる楽曲に、日々生きる力をもらっています。

<この記事を書いた人>

Aida Saori
臨床心理士
相田 早織
Aida Saori
略 歴
アメリカ、カリフォルニア州生まれ。4歳で帰国し中学2年まで国内、中学3年から高校卒業までの5年間をアメリカで過ごす。学習院大学文学部心理学科を卒業後、日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻に進学。大学院修了後、児童相談所を経て、私立大学の保健センターに勤務。大学生を対象とした思春期・青年期の臨床に携わる。その後、国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所を経て、現在は教育委員会に所属。スクールカウンセラーとして小学校から中学校までの学校臨床に従事している。
専門分野
思春期・青年期
趣 味
音楽(特にロック系)/映画鑑賞(ゴシックホラー系)/読書(海外SF)
音楽を聞くのも演奏するのも好きで、ピアノを習っていたため、大学の軽音部ではキーボードを担当していました★
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