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2019年11月「日本精神保健・予防学会学術集会」にて講演

去る11月30日、弊社代表 関﨑亮が、金沢にて行われた第23回日本精神保健・予防学会にて、「学校精神保健における遠隔相談の可能性」をテーマに講演を行いました。

社会環境の急激な変化により、いじめ、不登校などのメンタルヘルスに関する課題が顕著化しています。事実、15歳から30歳のDALYs(病気等が社会生活に与える損害)データによると、男女ともに、その90%を精神疾患が占めています。このような現状を受けて、2022年度から高校の保健体育の教科書には「精神疾患」の理解教育が40年ぶりに復活することが決まり、学校保健教育の充実が期待されています。他方、学校保健管理は、健康診断を義務付けているものの、検査項目に精神状態は含まれていないという現状があります。

弊社代表 関﨑は、こうしたメンタルへルスリテラシーが十分でない学校保健のなかで、精神保健、精神疾患、精神科医療などに関する正しい知識理解の必要性と、遠隔精神医療の有用性について解説。学校におけるメンタルヘルスの課題解決の一助として、インターネットを用いたアウトリーチ型の学校保健である[オンライン健康相談]について提案しました。

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